これまではキャニスター掃除機(コンセントに差す掃除機)を使用していました。量販店に行ってみると最近はコードレス掃除機が主流のようでキャニスター掃除機は隅に数台程度展示してあるのみでした。そこで今回はコードレス掃除機を買おうと思い、個人的に色々調べ購入至るまでについてと使用して1年近く経ってのレビューをしたいと思います。
キャニスター掃除機からコードレス掃除機切り替えた理由
これまではずっとキャニスター掃除機を使用していました。昔はほとんどの家庭でこちらの掃除機を使用していたと思います。逆にコードレス掃除機は吸引力が弱く集塵能力も悪く排気ガスが埃っぽい、掃除できる時間が短く本体が重いといったデメリットばかりでした。
今回キャニスター掃除機のブラシの部分が回転しなくなり、その部分に誇りが詰まり吸引されなくなったため新しい掃除機を購入することになりました。
そこで実際の物を試してみて決めようと思い量販店に確認に行きました。するとキャニスター掃除機が見当たりません…どこにもないのです。
店員さんに聞くと案内されたところはメインの掃除機コーナーより少し離れたところでした。
掃除機の消耗品…キャニスター掃除機…ブロア…ホウキなどのコーナーにありました。キャニスター掃除機はもう昔の話になってしまったのでしょうか。
掃除機コーナーではコードレス掃除機をはじめ自動掃除機の丸い形や四角い形のものがウロウロ掃除をしています。そして自動で充電ステーションに戻り取ってきたゴミが吸引されました。思わず見とれてしまいます。すごい・・・
さて本題ですが今はコードレス掃除機が主流のようです。我が家も時代の流れに沿ってコードレス掃除機を購入するのとに決めました。
しかし各種メーカー山ほど種類がありどれを選んだらいいかわかりません。
そこである程度条件を絞ることにしました。
以上の条件をもとに色々調べてみました。
1回100㎡の範囲を掃除できること
こちらの条件は自宅の延べ床面積が約100㎡なので1回の充電ですべての範囲を掃除で出来ることでした。
しかしこちらの条件は満たすものがほぼありませんでした。条件を満たすものだと非常に重く掃除するのが大変そうでした。
そうなるとキャニスター掃除機の方が軽くなります。これでは意味がありません。
なのでその半分程度約50㎡を掃除できるものへ条件を変更しました。
それでも条件を満たすものがなかなかありません。
ヘッドブラシが丈夫で髪の毛やほこりが絡まないこと、またはすぐに絡みを取ることが出来ること
今まで使用していた掃除機だとブラシに埃や長い髪の毛が絡みついてブラシが回らなくなることがしばしばありました。
その埃や長い髪の毛を取るのが非常に手間がかかり、この作業を少しでも減らしたいと考えました。国内メーカーではPanasonic製品の掃除機が画期的で『からまないブラシ』というブラシの中央がつながっていない、つまりブラシが両端で独立していて中央に向かって細くなっているものです。
実際に使ってみましたが長い糸が吸われると中央にまとまって最後に吸い込まれる・・・これは画期的でした。しかし、価格が高く、1回の充電で掃除できる時間が短く諦めました。
紙パックが不要なこと
我が家では掃除機をかけていると何かしら細かいものを吸い込みます。マイクロブロックやクリップ、ネジなどいろいろあり、ごみを最終的に片付ける際中身を確認してから捨てています。
紙パック式の掃除機だと吸い込んだものが見えなくなってしまうためサイクロン式などの紙パック不要なものを選ぶ必要がありました。
ある程度部品が水洗いできること
掃除機を清潔に保てるようある程度が水洗いができるこのも条件のひとつです。こちらの条件はほとんどの掃除機が条件を満たしていましたのであまり深く考えなくても良かったです。
メンテナンスが楽なこと
上で述べた水洗いをするのに部品が簡単に分解、装着できると楽だと思います。今まで使用していた掃除機は分解は楽でしたが組み立てが難しくフィルターをうまく挟み込むのが難しかったです。失敗すると排気ガスがフィルターを通らず排気へ行ってしまいます。
繰り返しますが分解が楽でも組み立てが楽にできるかは個人的には重要に感じました。
Electrolux(エレクトロラックス) Well Q7を選んだ理由
ネットで色々比較してみると条件に合うものが探しました。そしてElectrolux(エレクトロラックス) Well Q7を買うことに決めました。
Electroluxはスウェーデンのメーカーです。いろいろな形のコードレス掃除機があります。その中でも家の中にそのまま見える位置に置いても見た目がよいWell Q7を選びました。付属品も必要最低限あり価格も35,000円程度と比較的安く強運転で14分程度と他のメーカーに比べ2倍バッテリーが持ち、さらにハンディ掃除機としても使えて便利そうでした。
因みにもう一つマキタ CL108FDSMWのコードレス掃除機も良いかなあと思いました。しかしノズルに回転ブラシがついていないようです。その分吸引力でカバーし回転ブラシがないため長い髪の毛や糸が絡みつく部分がないのが特徴のようです。
今回はWell Q7を購入しましたが2台目が必要なためWell Q7を使ってみて今後の購入候補としたいと思います。
スペック
本体サイズ | 255x1105x140 mm |
出力電力 | 345V 500mmA |
電池の種類 | リチウムイオン電池DC21.6V |
充電時間 | 4.5時間 |
運転時間 | 通常モード:約50分 最大モード14分 |
集塵方式 | サイクロン式 |
充電コードの長さ | 約1.8m |
充電インジケーター | あり(ランプ3つで残量表示) |
電池(V) | 21.6 |
接続タイプ | コードレス |
色 | インディゴブルー |
重量 | 2.8㎏ ハンディユニットのみ1.45㎏ |
集塵容積 | 0.3L |
ライト機能 | 〇(LEDライトヘッド部分) |
フィルター丸洗い | 〇 |
充電スタンド | 〇 |
外観
ここでは各部分を写真を載せてご紹介します。
まず左斜め正面の画像からです。正面や横からの画像はよく見かけますが斜めからの画像はあまりありません。持ち手の部分の立体感がよくわかると思います。スタンド型の充電器で充電中です。
充電スタンドと掃除機本体を分離した画像です。掃除機は単体でもしっかり自立していて安定感があります。
充電スタンド正面です。背部に充電のための金属が露出しています。中央の突起部分に掃除機本体を引っかけるわけですが真上から下にうまく差し込まないと充電スタンドが軽いため後ろへ動いていしまいコツがいります。『真上から下に差し込む』です。
充電スタンドを後ろから見た画像です。
充電スタンドをヒック返したところです。コードを引き回す溝や突起がいくつかあります。
充電コードの差し込みはこちらにあります。
掃除機本体からハンディユニットを外したところです。ハンディユニットを外しても本体部分は安定して自立しています。
掃除機本体のヘッド可動部分です。中央の蛇腹の部分を中心にクネクネ滑らかに動きます。
ヘッド部分を正面から見た画像です。正面中央の透明な部分がLEDライトです。暗いところも良く見えます。また正面の窓からヘッドローラーが見えます。
ヘッド部分をひっくり返した画像です。使い込んでいるためシールがところどころ敗れてしまいました。ローラー部分の金属の四角い部分ですが、こちらばローラーに絡まった埃や糸くず、長い髪の毛などを切ったりして取り除くところになります。
ローラーの部分を拡大したところです。
ヘッド部分の右側を拡大したがぞうです。『PRESS』と書いてあるところを足で踏み込むと前の画像で示した四角い金属部分でごみを粉砕し吸引しやすくなったところで取り込みます。これが意外とよく取れます。以前の掃除機は長い髪の毛が絡まりいつも取るのに苦労していましたが今回の掃除機はその必要がありません。1年間使用しましたが手で髪の毛を取り除いたことはありません。
ヘッド部分の右側側面です。つまみがありこの部分を回すとローラー部分を外すことが出来ます。
水平方向でロック。垂直方向で解除です。
こちらはハンディユニットです。見た目も実際も普通のハンディ掃除機です。右側先端にノズルを接続することが出来ます。
ハンディ掃除機を外した本体側の接続部分です。
こちらはハンディ掃除機の裏側です。充電のための金属部分が2か所見えます。
ハンディ掃除機の集塵部分を取り除いた画像です。ハンディ掃除機と本体両方に電源ボタンがついています。ハンディ掃除機側は強運転のみになります。本体は+-ボタンがついています。
集塵部分になります。正面右側です。
外装が透明で中が見えます。
上からの画像です。
後ろの画像ですが、ごみを捨てる量の目安やフィルターの清掃方法が絵で描かれています。
少し斜め後ろからの画像です。青色のフィルターが見えます。
青色のフィルターの画像です。上部に突起がありこれを目印にはめ込みます。こちら側が排気側です。
青色フィルターの下側の画像です。水洗いの絵が描かれています。
上からの画像です。差し込み方向が書かれています。
青色フィルターと集塵部分本体の間にあるフィルターです。2種類のフィルターが張り合わされています。
こちらは排気側です。フィルターの目が細かいです。
吸気側のフィルターです。
髪の毛が写ってしまいましたが集塵部のサイクロンの部分です。
替わって本体の手持ち部分です。片手で持ちやすいように湾曲しています。持ちやすく外れにくいです。
本体部分の電源ボタンと吸引の強弱のボタンです。本体の持ち手近くに配置されています。
付属品です。一番左がハンディ掃除機の延長ノズルで中央がそこにつけるブラシです。
一番右がハンディ掃除機につける大きなブラシです。
感想
バッテリーの容量が多いため本体重量が2.8kgと他のメーカーと比べ2倍の重さがあります。しかし持ち上げない限り重さが苦になることはありません。
階段や高いところを掃除する場合は向かないかもしれません。その場合は本体からハンディ部分のみで掃除をすると良いと思います。
あと重さがあるため絨じゅうたんを抑え込んで掃除ができるのでごみを掻き出すには良いと思います。階段を掃除するとき持ち上げるのに力がいるため2階から1階に降りるように掃除機をかけると良いと思います。
見た目がよいので、インテリア溶け込んでそのまま出しておいても個人的には気になりません。使いたいときに直ぐに使えるので便利です。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回紹介したコードレス掃除機は以下の人に向いていると思います。
店頭に実機があるようなら手に取ってみて使用感を確かめてみるのが良いと思います。ある程度の重量があるので1回は持ち上げてみてください。
長い紹介になりましたができるだけ画像を添付するように心がけました。
以上になりますがみなさんの購入の参考になれば幸いです。
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